ちくわぶ

エターナルズのちくわぶのレビュー・感想・評価

エターナルズ(2021年製作の映画)
1.5
??? で始まり
??? で終わった

高評価なのに低評価付けるのは気が引くが、やはり、この手の哲学的な映画は個人的に苦手なのでお許しください…。

まず、大規模なスケールなのにあのオーラが貧弱で小者感たっぷりなB級キャラクター達に惹かれず、全く感情移入出来ない…。 
それぞれのキャラクターに能力があって、意味もちゃんと持ち合わせてるんだけど、数千年も生きている割には成長している様子も緊張感も無く、全員協調性が欠けている。


壮大なストーリー的にダイバーシティを取り入れる必要があるのももちろん理解出来るし、同性愛も手話も当たり前な世界は心強いが、時代はマイノリティが主役だぜ!!というのが前面に出過ぎている上に歴史背景やらイデオロギーやらギリシャ神話やらも加わり、しまいには時系列も舞台もコロコロ変わるから、頭の中では終始"このシーンは一体ダレの何ィッ?!?!?www"状態。


途中途中で史実も中途半端に組み込まれていて、広島の悲劇的な映像が出てきた瞬間、取り上げられた事は嬉しいと思う反面、こんなヒーローもので軽く扱われて良いものか?と複雑な気持ちになった。
そのシーン必要?!本当に技術の進歩がこうさせたのか?ある意味引いてしまった。


それに最後はヤケクソになったんか??ってくらい締りが悪い。
『まあよかろう。もう一度チャンスを与え、お前らを試してやろう』みたいな捨て台詞で終わらしやがった。w
待て待て待てwww赤いの、どこへゆく。


もう、あんなに騒いでたのに知らん間に南極出来上がってチャンチャンッ♪ みたいな展開で草生えたわって感じw

一番良かったのはエンディングで流れた映像かな。世界中の世界遺産やあらゆる芸術品があまりにも美しくて感動する。後世に残して置かなければいけないと強く思える。

何よりイラクの古代遺跡バビロン、イシュタル門が美しく再現されていたのが嬉しかった。

再生と破壊。
メッセージ性はなんとなく伝わったが…、、、この映画は一体
ダレの何ィッ?!?!ww
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