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エターナルズのkazu1961のレビュー・感想・評価

エターナルズ(2021年製作の映画)
4.2
🔸Film Diary🔸
▪️本年鑑賞数 :2021-654
▪️死ぬまでに観たい映画1001本-※※※

🖋評論家にも賛否両論分かれているようですね。それだけマーベル・シネマティック・ユニバースの第26作目はマーベルにとってもチャレンジングな作品、オスカー監督クロエ・ジャオが監督したことによりその空気感やメッセージ性を含め、より実験的な作品になっています。

🖋アベンジャーズ以前より地球を守ってきた太古のヒーロー、エターナルズの壮大な戦いが描かれた作品ですが、多様なロケ地やヴィジュアルにも相当なこだわりを感じますし、何よりもスーパーヒーロー物なのに人間ドラマに仕上げているのがいかにもクロエ・ジャオらしい作品です。

🖋“人間とは”、“不死と限りある命”そしてそれらを全て包括する“多様性”。。。この多様性のメッセージが国籍問わずのキャスティングやキャラクターそしてストーリー展開にも全て現れていると思います。セルシとイカリスの愛と別れと裏切り、永遠の命を持った者が人間同様の情愛に。ドルイグをはじめ、人間の暴力と戦争に対しての批判(広島原爆が出てきたのはびっくり!!)。スプライトが人間の如く限りある命を求めること。ファストがゲイのパートナーと子供を守るために闘うこと。などなどそのメッセージは多様で大量です。

🖋個人的にはドン・リー(韓国ではマ・ドンソク)演じるギルガメッシュにどハマり!!韓国映画好きにはスーパーヒーローになったマ・ドンソクはたまりません!!さらにアンジェリーナ・ジョリー(もう46歳には見えません!!)とパートナーを組むんですからなおさらボルテージMAXです。

🖋いつにも増してMCUの世界を拡張する様々なアイデアを投入してくれた作品。中でも、エンディング・ミッドクレジットシーン・ポストクレジットシーンでは整理が追いつかないほどに要素が盛りだくさんに詰め込まれているので、見逃さないよう注意!!

😊Story:(参考:ナタリー)
地球には、“アベンジャーズ”が誕生するはるか昔から存在し、人類を見守ってきていた不死の種族“エターナルズ”がいた。ある日、宇宙史上最悪の敵・サノスをも凌駕する未曾有の脅威が人類に襲いかかる。エターナルズはチームを編制し、この危機に立ち向かう。

🔸Database🔸
・邦題 :『エターナルズ』
・原題 :『Eternals』
・製作国 : アメリカ
・初公開 : 2021
・日本公開 : 2021/11/05
・上映時間 : 156分
・受賞 : ※※※
・監督 : クロエ・ジャオ
・脚本 : クロエ・ジャオ、パトリック・バーリー
・原作 : ※※※
・撮影 : ベン・デイヴィス
・音楽 : ラミン・ジャヴァディ、デイヴ・ジョーダン
・出演 : ジェンマ・チャン、リチャード・マッデン、クメイル・ナンジアニ、リア・マクヒュー、ブライアン・タイリー・ヘンリー、ローレン・リドロフ、バリー・コーガン、ドン・リー、キット・ハリントン、サルマ・ハエック、アンジェリーナ・ジョリー

🔸Overview (参考:映画. com)🔸
「アベンジャーズ」シリーズをはじめとしたマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)で知られるマーベル・スタジオが新たに送り出すヒーローアクション大作。太古から人類を見守ってきた「エターナルズ」と呼ばれる者たちの活躍を、「ノマドランド」でアカデミー賞を受賞したクロエ・ジャオ監督が描く。「アベンジャーズ エンドゲーム」後の世界を舞台に、これまで人知れず人類を守ってきたエターナルズが姿を現し、未曽有の危機に立ち向かう。遙かな昔から地球に存在し、7000年もの間、陰から人類を見守ってきたエターナルズ。最凶最悪の敵サノスによって半分が消滅させられた全宇宙の生命は、アベンジャーズの戦いによって復活したが、その時の強大なエネルギーによって新たな脅威が誕生し、地球に迫っていた。その脅威に立ち向かうべく、これまで身を潜めていたエターナルズが再び集結する。10年ぶりのアクション作品への出演となるアンジェリーナ・ジョリーをはじめ、「クレイジー・リッチ!」のジェンマ・チェン、「ゲーム・オブ・スローンズ」のリチャード・マッデン、キット・ハリントン、これがハリウッドデビューとなる「新感染 ファイナル・エクスプレス」のマ・ドンソクらが出演。
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