このレビューはネタバレを含みます
スターウォーズシリーズのように始まる今作はMCUということを忘れさせるくらい、1つの映画として完成されているような作品でした。
音楽と映像は本当に素晴らしく、CGもとても良かったです。なかでも冒頭の地球にやってくるシーンは最高でした。これはアカデミー賞ノミネートされるだろうなって思うくらい素晴らしかったです。
でも2時間以上あることもあり、途中でちょっと飽きてしまいました。その要因が今作のヴィランであるデヴィアンツかなぁと、、
ちょっとよくわからなかったというか、魅力を感じなかったというか、、デヴィアンツなりに「生物として生きていたい」的な想いがあったというのはわかったのですが、最後の戦いの時にイカリスを一緒に攻撃してくれて「あ、ヴィランも仲間になるのか」って思っていたら呆気なくアンジーに殺されるし、2時間でじっくりキャラクターを描いてきた割に雑じゃないかと思ってしまいました。
でも最後の最後にセレスティアルズが地球に現れてセルシ達を連れ去っていくシーンは最高でした。正直サノスが強すぎて、それ以外のヴィランだと「どうせヒーローが勝つんだろうな」って思いながら見てしまうので、最後に“圧倒的な力の差”みたいなのがわかって今後楽しみになりました
