まあまあ。『ブラック・ウィドウ』があまりにも面白くなかったので期待せずに観に行った。昔の歴史をやるのかと思いきやゴリゴリ現代が舞台という不意打ちはさておき、「内輪揉めしないかなー」と思ったら案の定そっちの方向に進んでいってそこは良かった。
アクションも悪くはない(高速移動のやつの戦い方めちゃくちゃ好きだったし、MCUのクイックシルバーと比べたらかなり良かった)が、何回も観直したいかと言われれば微妙…。「神々」ばかりの戦闘シーンなのに意外と弱くてなんやねんお前らと思ってしまった笑笑。そして「神々」はベットではなく砂浜でセックスする。
映画の世界観のみでしか通じない単語ばかりが並ぶ会話は昔はこういうのに心躍ったものの、今は疲れるだけ。歳とったのかな俺とちょっと虚しくなった。いろんな人種が出てくるのは面白かったが、案の定マ・ドンソクが……。久々に大スクリーンで拝むアンジェリーナ・ジョリーとサルマ・ハエック(まさかのセクシー要素皆無！)に＋0.2。マーベルの映画はエンドゲームで落ち着いた以降、「バトンリレー」のようにしか思えなくて辛い。こんなに話を広げておいて、いつかこのバトンを持って誰かがゴールテープを切ることはあるのだろうか…笑笑。
