性愛、家族愛、そして人類への愛。とにかくこの作品では愛というテーマが沢山出てくる。映画としては正直そこまでだったのですが、この作品をきっかけに人を愛するという行為について色々と考えてしまいました...。
という個人的な感傷はどうでもいいんですが、そんな作風だということもあって、本作はコメディ色が(無いとは言わないが)他のMCU作品と比べて少なく、「シリアスすぎる。DCユニバース出身かよ！」と思わず突っ込んでしまいました。個人的にはユーモアがあって笑えるMCUの方が好きなので物足りなさを感じましたが、しっとりした雰囲気を味わいたい方にはおすすめだと思います。
毎度のことながら、今後の作品に繋がる伏線を散りばめてくれて、ワクワクさせてくれるマーベルには感謝する反面、ここ最近クロスオーバー頼みで個別の作品が弱くないか？と思ったりしましま。でも、アンジェリーナ・ジョリーが時折見せる弱さにハートを撃ち抜かれたので、それでいいですね。
p.s
セナの盾とドクターストレンジが魔法で作る丸いアレが何か似てんなと思ったのは伏線でしょうか...。まあ、今後に期待ってことで。
