登場人物、衣装が地味。
とにかく華がない。
地球規模の危機というスケール感が背景にあるわりに、戦う場所は荒野だったり、だいたい人知れない場所で戦いが終始する。
もしかしたらアベンジャーズが出てこない不自然感を恐れたのかもしれないが、群衆が逃げまとうとか、世界各地がパニックになるとか、ベタだけどやっぱりそういう描写が欲しい。
ストーリーも全体的に湿っぽく、大勢いるのにわちゃわちゃ感がまるでない。
いろいろな神話の人物が揃うことが仇になったか、いろいろな人種が揃うのがこの作品の特徴となったのだが、アジア人がギルガメッシュとか、そのほか諸々、正直これはないなとは思う。いまどきのポリコレにまみれたことで大きくマイナスに振れた感ある。
後半の高速バトルは良かった。
こういうのが見たかった。
いつかドラゴンボールがハリウッド映画になる際にはこんなふうにしてほしい(すっとぼけ)
単体ではナンだが、それぞれの能力が異なるので、アベンジャーズに混じれば、便利に活躍しそうな雰囲気ではある。