その昔、ウェストコースト・ロックの聖地ローレル・キャニオンで作られた音楽に敬意を表したコンサート、アルバム作成を企画。その音楽性、時代背景について語るドキュメンタリー。ジェイコブ・ディランが案内人を務める。コンサートのシーンがいくつか写されるが、むしろ、スタジオでの音合わせリハーサルの方に打ち震えた。
ジェイコブのインタヴュー中のぎこちない表情は何のことかよくわからないが、オールドロッカーたちは語る、語る、語りまくる。そんな感じなので、楽曲を楽しみにしている人には物足りないかもしれない。
ママス&パパスのミシェル・フィリップスが、ジェイコブとジェイドが歌う「Go Where You Wanna Go」を聴きながら、いい歌だったのね、と言っているのについ笑ってしまう。わたし奔放だったのよ。だから恋とか沢山した、とか言いながら。“You got to go where you wanna go Do what you wanna do With whoever you wanna do.”っていう無茶苦茶な歌詞は、彼女の旦那が浮気な彼女を想いながら書く。その心情、泣けてくるではないか。
ノラ・ジョーンズが10月に来日、コンサートを開きます。ベック、エリックも来ないかな。CS&Nは無理だろうけど。何しろデヴィッド・クロスビーが自他ともに認める最低の奴だから。
追悼 トム・ペティ