エコー・イン・ザ・キャニオンのデブチンバラのレビュー・感想・評価

クライマーにとってヨセミテという聖地があるように、60年代、ミュージシャンにはローレル・キャニオンという聖地があった。ウエスト・コースト・ロックの名曲の数々を堪能出来るだけで嬉しいのだが、ミュージシャンの誰と誰が曲作りを影響しあってるとか、この曲とあの曲は共鳴し合っているんだということも知れて、観る者の知的好奇心を刺激する。それにしても「エド・サリヴァン・ショー」に出演したザ・ビートルズがアメリカのミュージシャンたちに与えた影響って凄かったんだなとつくづく思う。