Toshiya

プライベート・ライアンのToshiyaのレビュー・感想・評価

プライベート・ライアン(1998年製作の映画)
4.0
第二次世界大戦の真っ只中、「ライアン二等兵を帰還させよ」と命じられた一小隊を描く。

なんと言っても、冒頭の「オマハビーチ」が凄まじい。
上陸用舟艇の扉が開いた瞬間に兵士が死んでゆく。長く辛い訓練に耐え忍んだ若者がバッタバッタと倒れ、正に屍を乗り越えて、それでも兵士達は前進する。
冒頭のシーンで、戦争の真の恐ろしさ、そしてある意味呆気なさを見せつけられ、「スピルバーグの戦争物… しかもトム・ハンクスかよ。ふ〜ん」なんて舐めて観始めた自分は、口アングリで固まってしまった。
脚本自体も、3時間近い長さを感じさせず、最後までエンターテイメントとして観せてくれる。

しかし、トム・サイズモアって軍曹役やらせたら右に出る者がいないなあ。
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