Ennaあいあむ

プライベート・ライアンのEnnaあいあむのネタバレレビュー・内容・結末

プライベート・ライアン(1998年製作の映画)
4.6

このレビューはネタバレを含みます

命のぶつかり合い
初めて戦争映画というものを見た。
初めてというところも多分あると思うけれど、戦争がこれほど悲惨で虚しいものか、改めて感じさせられた。

冒頭のシーンはいきなり頭吹っ飛んだり足が無くなったり、すぐ目離した瞬間についさっきまで一緒に戦っていた仲間は見るに堪えない姿で死んでいたりして、このレビュー書きながら思い出した言葉がある。戦争中は「明日は我が身」
現代にその言葉は胸を馳せることは難しいだろうが、この作品でどれほど痛感したかわからない。

アパムはたった一人の人に情をかけただけなのに、とても尊い存在を無くした後悔はとてつもない。
その後悔を振り切る如く呆気なく敵兵を撃ち殺してしまうシーンには、戦争の恐ろしさの1片を見たような気持ちだった。

戦争中に聞くそれぞれの兵士の家族の話には、なんでもない日常なんだけれどそのなんでもないが、とっても無くてはならなくて必ず在るべき大切な記憶であり、思い出であることがわかる。

初めての戦争映画がスティーヴン・スピルバーグ監督で良かった
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