コロッケそば

プライベート・ライアンのコロッケそばのネタバレレビュー・内容・結末

プライベート・ライアン(1998年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

ノンフィクションのツラしたフィクション。

所在不明、なんなら生死不明の一兵卒へ国家が助け舟を出すという不可解な設定。半端ないって。そんなんできひんやん普通。言っといてや。できるんやったら。
大家族特別キャンペーンでもあるのだろうか。

冒頭。ノルマンデー上陸作戦。
真っ赤に染まるノルマンデー海岸。
キルログが異次元の早さで流れる。
速読熟練者も真っ青。

ライアン合流までの道のり。
あまり印象がない。
小競り合いで小隊が次第に痩せてゆく。
アナザーライアンを突如として襲った悪質なドッキリ。
仮に大尉がユーチューバーだったなら、大谷翔平の結婚発表に付いたイイネ数に匹敵するほどのdislikeが付いただろう。

終盤。橋梁攻防戦。
ジャクソンのスナイピングテクニックスにオレの股間の士気が上昇するも束の間、彼はバズーカで木っ端微塵に。
本作品で唯一感情を揺さぶられたのはアパム。
画面に向かって思わず説教。
500ドルの夢が叶わなかったことは同情に値するが、彼を男塾へ入れることをオススメする。

戦争映画としてはキューピーハーフな一本。