あお

プライベート・ライアンのあおのネタバレレビュー・内容・結末

プライベート・ライアン(1998年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

冒頭の上陸作戦の映像が凄まじい。台詞もほとんどなく、銃弾が通り過ぎる音、着弾の音、呻き声、叫び声。
ミラーが死なせてしまった部下のことを話す場面での「死なせた部下の数の10倍、20倍の部下を助けたと割り切る。ライアンは部下を失ってまで助ける価値があるのか、カパーゾ10人分に値するやつか?」てきな台詞がとても印象に残った。平和な時代に生きる私には、任務と命を天秤にかけることの恐ろしさは想像もつかない。
アパムが恐怖で塔の上の仲間を見殺しにしてしまうシーンは胸が苦しかった。
冒頭から重めの映像が続くけど、観終わったあとはなぜか爽やかな気持ちになった。小隊の人たちの墓碑の前で、ライアンが泣いていて、離れたところで子供、孫が見守っていたのが良かった。
あお

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