たぴ岡

プライベート・ライアンのたぴ岡のレビュー・感想・評価

プライベート・ライアン(1998年製作の映画)
4.0
「ムダにするな、しっかり生きろ」

ノルマンディに上陸したミラー大尉。ライアンの3人の兄が全員戦死、兄弟全てを死なせられないという上層部の判断から、戦場にいるライアン2等兵を救出するよう命令を受ける。ミラー大尉は7人の部下を連れ探しにいくが...

映画冒頭のノルマンディ上陸作戦は非常に臨場感ある描き方で、目を背けたくなるくらい、迫力があった。血が流れたり、腕や足がもげたり、とてもリアルな映像でした。

ライアン二等兵1人を救出するために何人もの兵士を犠牲にするかもしれない任務には納得できないけど、『気が進む任務がどこにある?』的なセリフが、戦争の理不尽さを伝えてくれる。

戦場のどこかにいるライアンニ等兵を探し出すミッションのため、最前線を進んでいく姿は緊張感があり、見応えのあった。

最後は切ない気持ちになる、戦争の悲惨さ、理不尽さを伝えてくれる映画。
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