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プライベート・ライアンのwawvv808のネタバレレビュー・内容・結末

プライベート・ライアン(1998年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

プロローグ
ある老人が家族を連れてノルマンディー米軍英霊墓地を訪れ、一つの墓の前に感極まって座り込んだ。心配した家族が駆け寄るなか、老人は戦時中のある思い出を回想する。

オマハ・ビーチ
ノルマンディー上陸作戦を成功させたアメリカ軍だったが、ドイツ国防軍の激しい迎撃にさらされ多くの戦死者を出してしまう。そんな中、アメリカ陸軍参謀総長ジョージ・マーシャルの元に、ある兵士の戦死報告が届く。それはライアン家の四兄弟のうち三人が戦死したというものだった。残る末子ジェームズ・ライアンも、ノルマンディー上陸作戦の前日に行なわれた空挺降下の際に敵地で行方不明になったという報告が入り、マーシャルはライアンを保護して本国に帰還させるように命令する。

村での攻防
命令を受けたレンジャー大隊のミラー大尉は、6名の部下と、通訳として歩兵師団から引き抜いたアパム伍長を伴い、ライアンがいると思われるフランス内陸部へ向かう。一同は味方がドイツ軍と交戦中の村に入り、戦闘に参加する。途中、保護を求めるフランス人一家と遭遇し、ミラーは安全が保障できないことを理由に保護を拒否するが、カパーゾ二等兵が独断で子供を保護しようとして狙撃されてしまう。狙撃手のジャクソン二等兵が敵の狙撃手を射殺するが、カパーゾは息を引き取る。戦闘が終息した後でミラーは「ライアン」を見つけ、三人の兄が戦死したことを告げるが、そのライアンは同姓同名の別人だった。ミラーは探し求めているライアンと同じ部隊にいた兵士から情報を聞き出し、彼が所属する第101空挺師団を探す。

空挺部隊の集結地、ドイツ軍陣地へ 編集
空挺師団の集結地点に到着したミラーたちは、回収された戦死者の認識票を調べたり、周囲の将兵たちに聞き込みを行う。ライアンの知り合いは、ライアンが混成部隊に加わり前線の橋を守っていることを伝える。ミラーたちは前線に向かうが、その途中で破壊されたドイツ軍の対空レーダーサイトと警備陣地を発見する。部下たちは戦闘を避けて迂回するように進言するが、ミラーは後続の部隊の被害を防ぐために戦闘を決意する。最終的に警備陣地の制圧には成功するものの、ウェイド衛生兵が戦死する。彼の死に憤慨したライベン一等兵は生き残っていたドイツ兵を殺そうとするが、ミラーはそのドイツ兵に戦死者の墓を掘るように命令し、人目を忍んでウェイドの死に涙する。その後、ミラーは墓を掘り終えたドイツ兵を解放して後続の連合軍部隊に降伏するように指示するが、かねてよりライアン捜索の任務に不服を感じていたライベンは命令を放棄し、引き留めようとするホーヴァス軍曹と衝突する。ミラーは二人に対して「故郷の妻に誇れる任務をする」と語り、その場を収めて前進する。

前線の橋
前線の橋に近付いたミラーたちは、ついに探し求めていたライアンを発見する。ミラーはライアンに帰還するように命令するが、彼は「戦場の兄弟を見捨てて帰れない」と命令を拒否する。それを聞いたミラーたちも混成部隊と共に、戦車に支援されたドイツ武装親衛隊を迎え撃つことになる。ミラーたちは敵を市街地に誘い込み奇襲を仕掛けるが、物量差に押されて劣勢になり、メリッシュ二等兵や、ジャクソン、ホーヴァスらが次々に戦死する。ミラーはライアンを後退させ、橋の爆破を試みるが、負傷して身動きが取れなくなる。茫然と座り込んだミラーは拳銃を取出し、前進する戦車をひたすら銃撃する。そこに援軍とP-51戦闘攻撃機が到着し、ドイツ軍は撤退を開始。アパムは逃げる敵兵の中にミラーが逃がしたドイツ兵を見つけ、彼を射殺し、残りの敵兵を見逃す。衛生兵を呼ぶライベンの声もむなしく、ミラーはライアンに生きて人生を全うするように告げて息絶える。

終戦後
時は再び現代に戻る。戦争終結から数十年後、老人となったライアンはミラーの墓前で彼とその部下たちに感謝の言葉を伝えた後に、妻に「私は彼が望む人生を生きただろうか」と問いかける。妻の「もちろんです」という言葉を聞き、ライアンはミラーの墓に向かい敬礼を捧げる。

Wikipediaより

戦争の愚かさ、理不尽さが伝わってきたわ。
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