このレビューはネタバレを含みます
天才児達のクラスを受け持つ代用教師の話。
教師に対して、反抗的な態度をとる６人の生徒達。
ある日、彼らの跡をつけると怪しげな行為を目撃してしまう…。
お互いを痛めつけ合う生徒達の行動は謎で引かれるものがありましたし、『光る眼』チックな無言で見つめ続ける恐怖演出も不気味なものを感じました。
ただ、なかなか生徒達の目的が明らかにされず、最後まで明確にはされないのはモヤモヤが残かったかなと。
おそらくは環境問題に絶望して自殺を図った…ないしは、環境の為に人間は死んだ方が良いと結論付けたのでしょう。
どちらによせ、ありきたりな考えで新鮮さは感じませんでしたね。
子供達の秘密で引っ張った割りには、その秘密が大した事なかったのは肩透かしでした。
アートホラーな雰囲気は良かったし、環境問題というテーマも悪くないだけに、もうちょっとサプライズなり、ソリューションを用意して欲しかったです。
