ただのいい日ではなく、素晴らしい日に！
ショーン・レヴィ監督 2021年製作
主演ライアン・レイノルズ
勝手にお知らせシリーズ「今日は何の日」
本日、8月16日はタイカ・ワイティティ監督の誕生日です！
となれば、彼の監督作で祝いたいところですが、「マイティ・ソー ラブ＆サンダー」の公開はまだですし、過去作はレビュー済ですので、俳優として出演したこちらの作品を。「フリー・ガイ」
と、その前に……
【タイカ・ワイティティ】
1975年8月16日、ニュージーランドのウェリントンで生まれ、今日で46歳になりました✨
まだまだ若いですね～。
タイカ監督との出会いは、多くの皆さんが同じだと思うのですが、やっぱり「マイティ・ソー バトルロイヤル」です。それまでは全く聞いたことの無い名前でした。
でも、バイオグラフィを見てみると「グリーンランタン」でライアン・レイノルズが演じる主人公ハル・ジョータンの友人役を演じていたですね～。知らなかった😅真面目な役だったからなぁ……
タイカってコミカルな演技が上手いですよね。
MCUでのコーグや「ジョジョ・ラビット」でのアドルフ・ヒトラー役とか最高でしたよね。声だけですが「マンダロリアン」のIG-11とかも印象的( ˘ ˘ )ｳﾝｳﾝ
映画製作でも早くから才能を感じさせ2005年に撮った短編「Two Cars, One Night」では、アカデミー賞短編映画賞にノミネートされたそうです。観てみたいなぁ……。
僕が目にするのは2017年の「マイティ・ソー バトルロイヤル」ですが、それまでにも地元ニュージーランドではヒット作を製作していて、ユニークな脚本も書けますし着実に力をつけていたんですよね。ヒットメイカー入りするのも納得です！
実は、今回、同日に劇場で観た「フリー・ガイ」と「ザ・スーサイド・スクワッド」のどちらにも俳優として出演していたんです。どちらも映画としてめちゃめちゃ面白かったのですが、今回取り上げた「フリー・ガイ」は俳優としてのタイカ・ワイティティが堪能できますので、今日のレビューに選びました。彼の演技が好きならおすすめですよ！
さて、映画です。
今作、めちゃめちゃ良かったです！
上でも書きましたが、新スースクと一緒に公開日に観ました。どちらも娯楽エンタメ作ではありますが、ベクトルが全く違う面白さでした。実はスコアも一緒。合わせて、2作とも4DXでオカワリしてきましたよ。なんなら、4DX版は「フリー・ガイ」の方が面白かったくらいです(≧∇≦)ゞ
監督のショーン・レヴィは過去にも「ナイト・ミュージアム」シリーズや「リアル・スティール」など大好きな作品を撮っていますし、最近は「ストレンジャー・シングス」シリーズの製作・監督として素晴らしい仕事をしていますよね。観終えた後にハッピーな気持ちにしてくれる、娯楽好きの僕と趣味の合う信頼出来る監督の1人です。
今回も間違いなかったです( ´ω`)و ｸﾞｯ!
自我に目覚めたAIの映画は過去にもありましたが、いずれも人類と敵対し、暴走する物でしたよね。でも、今作はとても良心的。そこが良い( ˘ ˘ )ｳﾝｳﾝ
あとは主人公のライアン・レイノルズが演じる"ガイ"の笑顔ね☺️。人工的なモブキャラ役ですからいかにも作り物っぽい感じで笑うんですが、それがサイコーでした！また、デッドプールっぽいアクションも見せつつ、3枚目を演じ切るのはライアンならではの演技だと思いました！
"ガイ"の友人"バディ"を演じるリル・レル・ハウリーや今日の主人公"アントワン"を演じるタイカ・ワイティティを始め、ストレンジャー・シングスのスティーブ役ジョー・キーリーなど出演者がみんなハマり役でほっこりしましたよ。
ディズニーの宣伝の影響か、あまりヒットしていませんが、これは是非、観てほしい作品でした！
では、ここからは音ネタ💩ｳﾝﾁｸﾝです(^-^)/
この映画、音楽もすごく良くて、アルバム買っちゃいました(*^-^*)ゞﾃﾍﾍ
ガイが恋に落ちるヒロインモロトフ・ガールことミリーは、バブルガムアイスとブランコが好きで、マライア・キャリーを口ずさむ娘なので、なんと言っても、マライアです。
使われる歌は「ファンタジー」。この曲は1995年に発表された「Day Dream」のリードトラックでした。あの「恋人たちのクリスマス」の次作として出されたこのアルバムも大ヒットしましたよ。僕もこの「ファンタジー」を始め、ボーイズIIメンとデュエットした「One Sweet Day」ほか名曲揃いで大好きなアルバムでしたね。マライア黄金期の作品です(*^^*)
映画のオープニングでサングラス族登場……というシーンで流れるのがAGの「Legendz」です。
このAGって方、全然知らないのですがフロリダのプロデューサーらしい。違ったらゴメンなさいなんですけど、「ワイスピ スーパーコンボ」でホブスが故郷に戻るシーンで使われた「I'm Coming Home」という曲もこの方のような気がします。大好きです💗
ガイが初めてサングラスをかけて街を歩く場面で流れるのがロジックによる「100 Miles & Running」です。
このロジックという方も知らなかったんですが、2010年代に登場したラッパーで、グラミー賞にも2度ノミネートされたというので、実力者ですね。過去作も聴いてみましたが、実にカッコ良い。最近、お気に入りでヘビロテ中です！
ガイの存在に気づいたキーズと友人のマウサーが悪警官とピンクラビットのスキンを着てガイを追うシーンで流れているのがデジタル・アンドーグラウンド(DU)の「ハンプティ・ダンス」です。
これはすぐに分かりました(≧∇≦)ゞ
DU大好きですからね。1990年に発表されたデビューアルバム「Sex Packets」のリードトラックで、グループの代表曲でもあります。ジョージ・クリントンらによるP-ファンクが好きならおすすめですよ！
ブルー・シャツ・ガイとなって人気が出てきたガイ。ネットヒーローとして話題になっている場面で流れているのが「Make Your Own Kind of Music」、歌うのはママ・キャスです。この方、本名をキャス・エリオットと言い、ママス＆パパスのメンバーとして知られます。この曲はママス＆パパス解散後、ソロとして1969年に発表し、ヒットしましたよ。
世界を救うためにヒットマン・ビーチに向かう場面で流れているのがジョーイ・スキャベリーの「Believe It Or Not」、別名「グレイテスト・アメリカンヒーローのテーマ」です。
この曲はアメリカのドラマ「アメリカン・ヒーロー」の主題歌でした。ドラマは見たことないんですが、曲は知っていました。耳に残る良い曲ですよね。このくだりで"DUDE"が出てくるので注目です。
この"デュード"、体はアーロン・W・リードという方で、顔だけライアン・レイノルズというなんともイカしたキャラ。サイコーでした(ˆωˆ )ﾌﾌﾌ…
ということで、音楽も懐かしい曲いっぱいで、それもあってのスコアアップなのかなぁ。でも、ゲーム好きの人なら、ゲームパロで盛り上がったり、ここにはネタバレで書けないけど、笑えるシーンもサイコーに盛り上がるシーンもあるので、是非観てほしい作品です。何を観ようか迷ったなら、是非、選んで欲しいです！
ということで、タイカ・ワイティティ監督、お誕生日おめでとうございます🎂🎉🎊
