フリー・ガイのnisuiのネタバレレビュー・内容・結末

変わり映えのない規則正しい毎日を送る自分はゲームのモブキャラだと気付いた男の話。ワイティティの本人に依るところ90%くらいのキャラクターデザインホント好き。
ゲームをしてて「なんか別のセリフ喋んないかな」と無暗に話しかけたり、行けないとわかっていても見えない壁に向かってアタックする私には、本当に喋るし本当に行けるしでワクワクしかない夢のような映画でした。ゲームの世界だからなんでもありのやりたい放題で崩壊していく市街地を車でぶっ飛ばすの本当に興奮した。名前からして実装途中のDUDEには笑った笑った。
善良な市民である主人公がプレイヤーになってレベルアップする方法が「いいことをする」ってのが見てて気持ちよかった。悪行と善行、どっちもできるゲームがあればいいのに。
主人公とヒロインの未来のない恋は切なかったけど、お互い納得したうえで次に進めて良かった。結局ヒロインは主人公との恋愛を通して元仕事仲間との中を深めていたってわけか。なにより主人公と相棒の再会で幕を閉じたのが最高！恋愛がすべてじゃない！
主人公はコンピュータの世界で生き続けるようなのでとにかくバックアップだけはしっかりとしていただきたいものです。