YouTubeの広告で知ったんだったけな。
ゲーム好きとしてコレは観とかんといけない系だと判断して劇場へ。
コンピュータゲームのNPCが主役の映画。
ゲームの中の限りなく背景に近い、演出上存在するキャラクター。
いつも同じ行動を繰り返し、サングラスをかけた人に殴られたり襲われたり、何もされなかったりするためだけに存在する。
常に運命の女性を探している銀行員のNPCが、サングラスのキャラクター(プレイヤーキャラクター)を見つけ彼女が運命の女性と気づいて・・・。
この映画を指して「トゥルーマンショー」的というレヴューも多く、わたしもそう感じはした・・・けど・・・この映画のリスペクトは、それだけじゃない。
恐ろしく山ほど、ゲームや映画をリスペクトしている。
有名どころ、マイナーどころまんべんなく。
映画好きゲーマーなわたしも多分全部は認識できていないと思う。
制作者も、全員に全部のネタに反応して欲しいと思っているわけじゃなく、山ほど散らせた小ネタに気づいた人があっちでニヤリ、こっちでニヤリといった匙加減なんじゃないかという気がする。
全部のネタを確認しようなんて、映画狂のゲームマニアでも多分無理だから、あんまり知らなくても気にせず見に行って分ったとこだけニヤリとすればいいと思う。
ゲームの中ではゲームのキャラにも人生がある。
そしてゲーム的な派手なアクションの連続が、心地いい。