このレビューはネタバレを含みます
生きてると、仕事とか学校とか家事とか、なんか毎日決まったように動かなきゃいけないような気がしちゃうけど、この映画を観て、ふと自分を俯瞰で見てみると、自分で自分を好きなように動かせばどんなことでもやれちゃうような気がしてきて、明日目覚めて新しい一日を始めるのが楽しみになってきた。
どんな人でも楽しくてじんわりあったかい気持ちになって、クスッと笑えて最後には明日からまた生きていく勇気と希望が湧くような素敵な映画でした。
アマプラの『UPLOAD』とか『レディ・プレイヤーワン』とかが好きな自分にとってはたまらんかったです。
あと、これも俺が大好きな真面目にふざけてるやつ。NPCとしてごく普通な感じで歩いてるライアン・レイノルズの横とか後ろで車が燃えたり飛行機がビルに突っ込んでたり。ゲームの中ならよく見かける光景が、フリー・ガイが暮らしてる「街」の中で起きてる違和感と、そのしっちゃかめっちゃかさを当たり前に受け入れて「何がおかしいの?」みたいな顔してるギャップが笑えました。
きっとゲーム好きな人ならもっともっと楽しめたんだろうなって思いました。ゲームをほとんどやらない自分にはわからないような小ネタとかがきっとあるはず。