ゲームのモブキャラが主人公という設定。
日本でも異世界ものが流行ってますが、設定が飽和してくるとメタなストーリーに行きがちということでしょうか。
見どころは、こんなに自由度と没入感が現実に存在したら楽しいだろうな...と思わせてくれるゲームの世界。
フリーシティと呼ばれる街を自由に徘徊して、文字通り何してもOK。オンライン×オープンワールド×VRといった感じで、非日常感があり、とてもワクワクしました。
ストーリーの前半は、モブキャラが目覚めるという斬新さで引き込まれるのですが、後半はよくあるストーリーで、冗長に感じてしまいました。登場人物の行動にも引っ掛かる点が多くて、疑問符がついたり。
まあ、深く考えて見る映画ではないと思うので、細かいことは気にせず、そういものだと割り切って観れば問題ないと思います。
前評判が良かったので若干ハードルを下回った感じもしますが、モブキャラみたいな代わり映えのない日々を過ごしているのではなく、一歩踏み出して自由に生きようという映画のメッセージにはとても前向きになれました。
