すごく評判が良かった作品。期待大で観てまあ確かに今らしいポップで笑えて少しジーンとできる良作でした。
自分がゲーム内のキャラだと気づくというお話。
サングラスをかけて真実を知るのはやはりゼイリブからか。
ゲーム自体はモロにグランド・セフト・オート。
個人的にはGTAを知ったとき、そんなゲームがあるのか、とびっくりした。やろうとすれば人も殺せるし車も盗める。気軽にチートをして戦車を見繕って軍隊と戦う。最初は楽しかったけど、それだけだった。しっかりやればクエストやらメインストーリーやらあるかもしれないけど、何をしてもいいということは、何をするか選択しないといけないので、それがめんどくさくなってやめた。未だにオープンワールドゲームが苦手なのはこれが理由だろう。
話はそれたけど、この主人公ガイは自分がモブだと気づいていいことをしてレベルを上げる。これはなかなか斬新なことだった。
普通ゲームなら現実で出来ないことをやって楽しむもんだけどそうではなくて助けることに特化する。まさしくヒーローを体現していてとても気持ちいい。
まあ結局は好きな子のために頑張るっていうことなんだけど笑
そんな動機をに勝手した笑顔でやり切ろうとする底抜けに明るいちょっとおバカなテイストの演技のライアン・レイノルズが良かった。
中盤のガイの危機からのー？も良かったしバトルで思わぬサプライズがしかも二回立て続けにあるのも良かったけど、サプライズはファンサービスだからちょっとあざとさも感じつつ笑
描かれるのはその他大勢にも人生がある、ということ。とても普遍的。
タイカ・ワイティティ今の時代にいそうな金持ちって感じは良かったけど単なる悪人なんで制裁されてほしい笑
後、ラストのオチに関するのは、中盤で一度まんま同じこと言ってるからそりゃそうでしょ、となってあまりノレず。
総じてとても良かったし、軽く観れるし、おすすめ度は高いけど個人的にめちゃくちゃ好きになれたか？というとそこまでかなぁとなってしまった。
