ねぎ地獄

フリー・ガイのねぎ地獄のレビュー・感想・評価

フリー・ガイ(2021年製作の映画)
3.5
フリーシティに暮らす銀行員男性、ガイ。彼は毎日コーヒーを買い、銀行で働いていると、いつも銀行強盗に脅される。この都市では当たり前のように強盗、爆破、暴力を繰り返すサングラス族が存在している。
そんなある日、ガイは自分の理想の美しい女性に出会うが、彼女はサングラス族。親友のバディから「ガイはサングラスをかけてないからサングラス族からは相手にしてもらえない」と言われてしまう。
そこでガイは銀行強盗をするプレイヤーからサングラスを奪い取りサングラスをかけてみると、そこには至るところにアイテムがあったりと、今まで自分が見たことのない世界が広がる。そして彼は自身がゲームのモブキャラだということに気がつく…。

私はゲームを今も、これまでもプレイしないタイプなのですが、そんな私でも楽しく鑑賞できました。きっとゲームする方だと小ネタがもっと理解できて面白いのだろうとは思いました。
そもそもゲームのモブキャラという、本来意思がないはずのロボットのような存在を主人公にし、彼らにも意思があるということを描く設定が面白い。
ゲーム実況者なども登場し、物語の展開の重要な部分を担うのですが、実に今っぽい。
そしてかなりトゥルーマン・ショー的な側面が大いにあることに気がつきました。

主演はライアン・レイノルズ。もうさすがである。本作は彼と、超嫌ーなゲーム会社の社長役を演じるタイカ・ワイティティが好演している!
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