『トゥルーマン・ショー』+『レディプレイヤー1』+『ゼイリブ』。
自立した大人になる事(他人が作った世界を打破して自由を手に入れる事)を描かせたらアメリカ映画はピカイチ・・・なんだけど、昨今のアメリカ映画の問題点も天こ盛り。
とにかく贅肉が多くて、素材の調理がまるで成ってない。
下敷きにしたり影響を受けた作品がむき出しじゃタダのパクリだし、マニア受けするのか、契約や商売上の理由なのか知らないけど、パロディやギャグ、カメオ出演といった小ネタを盛りすぎだしクドすぎて、段々とウンザリしてくる。
とにかく編集が悪い・・・。あの(オタクの夢を体現した)キスシーンでカットで良いじゃ無いか・・・俺の胸キュンを返せよ。
それはそうと、クリクリお目々とほっぺたに豊かな表情で、主人公達の運命の女性を演じるジョディー・カマーがチャーミング。
同年に制作されたリドリー・スコットの『最後の決闘裁判』では、地味でパッとしなかったので気が付かなかったけど(リドリーが悪い)。