りょすうけ

フリー・ガイのりょすうけのレビュー・感想・評価

フリー・ガイ(2021年製作の映画)
4.1
”いい日ではなく、素晴らしい1日に”

ー物語の主人公は平凡で退屈だと感じながら毎日を繰り返す、銀行窓口係の男=ガイ。 ルール無用、何でもありの暴力に溢れた街で、毎日毎日強盗に襲われる銀行窓口係のガイが、そんな退屈(!?)な日常に疑問を抱き、ある日ついに強盗に反撃。奪い取った眼鏡を掛けてみると、街中に今まで見えていなかったアイテムやミッション、謎な数値があふれていることに気がつき大興奮。この世界はビデオゲームの中で、自分はその“背景モブキャラ” だという<衝撃の事実>を気づいたガイが、“正義の味方 になるために立ち上がる姿が描かれる。ー

後半にかけてどんどん面白くなる、トゥルーマン・ショーとレディプレイヤーを組み合わせたような仮想空間ショー。
オマージュもオリジナルの設定も練り込まれてて見やすい。
モブキャラにも人生がある、そんな視点をうまく描いた作品。

1時間30分26秒 刮目してください、声出ました。