戦時中にはスパイはあちこちにいたのでしょうね。
今になって、第二次世界大戦は結局、各国が終戦を理由に原爆を我先に利用し、国力を顕示したかったのかなと思ってしまう。
その影で、純粋に学問として科学の進歩を追求し、悪に利用されるなど本来は良しとしてはいない良心のある人達が、それぞれの理想と現実の狭間で悩みつつも自分の信念に従って行動していただけだったのだろうな。
ジョーンの行動は、祖国の為になったかどうかの観点から見たら、やっぱりスパイ行為なのだろうけど、個人的な見解や感情を汲んで考えた時、やはり最後の息子の決断に理解を示す人もいるのだろう。
史実の一端を垣間見れる作品ではあったと思います。
