ぶどう

鉄道運転士の花束のぶどうのネタバレレビュー・内容・結末

鉄道運転士の花束(2016年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

邦題がお綺麗すぎる。邦題に騙されるなかれ。序盤からきつめ。原題の淡々とした雰囲気の方が本編とマッチしてる。
本作全体にもの悲しさ、暗さが漂う。音楽もそんな感じ。
主人公の老いた鉄道運転士のトラウマ(死にたがる理由)、とその運転士に10歳で養子になった少年が養子になったきっかけ、とこの2人のお隣さんの悲劇など、登場人物みな何かしらヘビーな過去を持ち、かつ、死がものすごく身近。
理解が追いつかない。が、この題材とキャラ設定でかわいそうなお涙頂戴な悲劇ものとして作られず淡々としていて、そこが現実的だと思った。淡々としながらも、しっかり主人公と養子の愛情は感じられて、とても好感が持てる。お隣さんもこの養子に愛情をもっているのもごく自然に描かれており、そこもよかった。
でもやっぱりちょっと、理解が追いつかない。
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