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愛しのベイビーのTのレビュー・感想・評価

愛しのベイビー(2019年製作の映画)
4.0
予告動画で流れていた曲のブルーノ・マーズ「トレジャー」は何処へ・・
母子家庭の親子関係という、日本人も関心があるテーマの映画。
3人の子供のシングルマザーを演じたサンドリーヌ・キベルランみたいな美人が母親なんて羨ましいな。
子供たち皆を愛しているけど、特に母親に甘えていた末娘を特別可愛がり、
パラグライダーみたいなリスクのあるスポーツを猛反対したり、カナダへの留学を寂しがり、子供たちがまだ小さかった頃の記憶がフラッシュバックする母親の気持ちが良くわかる。
娘の留学に父親(子供たちから見たら母方の祖父)の病気による心配が重なり、「想い出」の写真を撮りためたスマホを紛失して発狂した気持ちもわかる。

でもみんなで母親のスマホ探しに奔走する際の家族団結ぶりは良かったな。
何だかんだいっても親子共々愛していることが伝わってくる。
スマホ紛失をきっかけに主人公は吹っ切れて、娘がやりたいことを後押ししてハッピーエンド。

家族バラバラで10年後には消滅してそうな我が家と違って羨ましい。

娘役は監督のお嬢さんだったんのか。映画の役とほぼ同年代の大学生で現在カナダに留学中。監督と一緒にゲスト出演してたが、頭が小さくてお人形みたいだった。母娘共に感じが良かった。

そうそう、観客として横浜市長も来ていた。
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