“狼の歌”
潜水艦ものには佳作おおし😁
フランス海軍の潜水艦で”靴下”…もとい、”黄金の耳”と呼ばれる音響分析官シャンテレッド(フランソワ・シビル)は原子力潜水艦への搭乗を前に検査で失格となり失意の底に…と、「トップ・ガン」的な展開かと思いきや、ベーリング海からフランスに向けて核弾道ミサイルが発射される。
興味ある人はこの辺で…以下ネタバレあり。
発射したのは退役、破棄されたはずのロシアの潜水艦ティムール3だったため、フランスは撤回不能な大統領命令で核兵器による反撃プロセスに入ってしまうが…その艦はすでに売却済で、核弾頭も積まれていない、アルジャジーラによる偽装テロだったことが発覚。
ロシアとフランスによる核戦争に突入か!?
となかなか面白いプロットなんだけど、なんか有り得ない展開が多いw
・ソナー戦の緊迫感
・浮上して対空砲?
・オマール・シーが序盤で怪しい格言
・無駄にスピーディーな色恋
・音響解析センターのセキュリティは町役場レベル?
・上官、最悪のパスワード
・集中しろ、いつも周りが邪魔するw
・提督も行くの?フットワーク軽すぎ
・え?深海じゃないの?発射管から人!
・止められないなんて、おかしくない?
・えー、またも生身で?しかも鼓膜?!なぜコイツだけ?
しかし、クライマックスは、急にめちゃくちゃシリアスで壮絶。なんとも切ない。
かつて「沈黙の艦隊」でも存分に描かれた通り、原子力潜水艦による国際紛争の抑止は、オホーツク海や東シナ海など両面でこれまで以上に意味が深まるんだろうな…🤔
いまもどこかの海で大国の原子力潜水艦たちが、睨み合っているはず。