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ウルフズ・コールのmhのレビュー・感想・評価

ウルフズ・コール(2019年製作の映画)
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ソナーマンを主人公に据えた潜水艦もの。
核ミサイルの発射プロセスがはじまったのをみんなで止めようとする「クリムゾンタイド」系の話。
「黄金の耳」のふたつ名があるけど迷いがすごい。まわりもあまり信用してない。ラリってるとかちょいちょいdisられてるのがちょっと面白かった。
打鍵音でパソコンのパスワードを解いたり、魚雷発射管からひとがでて直接止めにいったり、いいアイデアがいくつかあった。
ただ、大麻を吸ったことで、クルーから外されたけど、ストーリー的にはそのほうが良かったみたいなご都合主義も目立っている。
ミュージシャンがオトヌケ(音がクリアに聞こえる)を求めて薬物に走るようなことを、ソナーマンもやったのかなぁとか考えた。
終盤、怪我したみたいなとこで、そうか、モルヒネ打って、オトヌケが覚醒すんのかとすわ立ち上がったけど、そういうんじゃなかった。
深海からの緊急脱出させてもらって、鼓膜がダメになってエンドは決まってるようだけど、なんで主人公だけ脱出させてもらってんのかよく分からんかった。
リアリティよりもエンタメを優先したアジアンエンタメみたいなフランス映画でした。
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