みやっち

ウルフズ・コールのみやっちのレビュー・感想・評価

ウルフズ・コール(2019年製作の映画)
3.3
かわぐちかいじ氏の一連の作品見て潜水艦の
知識が多少あるのですごくリアルだった。
ミリタリものとしての作品としては玄人好み
すぎて一般視聴者は「?」な展開かもしれぬ。

こういう「核の駆け引き」の緊張感は核保有国
ならではのリアリティがあるね。
平和ボケした日本人には本当の意味でこの作品の
シリアスさは伝わらないかも。
何百万人の命を瞬時に奪う武器の使用とその
管理の課題を考えさせられてしまう。

私は日本も核弾頭を持つべきだと思うのだが
肝心の政府がバカ過ぎて「核の管理」は事実上
無理だと思う。それほど政治が腐っているからだ。

核保有国は「世界を変えてしまう」現実と真剣に
向き合っているのに日本は被害者面だけアピール
することばかりに躍起になっており現実逃避して
いるように思う。

世の中には「危険なもの」というのは存在する。
これは誰も否定できない事実であり思考停止して
も現実は変わらない。
核の議論はもっと表に出して皆が話し合うべき
であり決して「見ないふり」できない問題とし
て捉えなければならない。
みやっち

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