サトタカ

トムとジェリーのサトタカのレビュー・感想・評価

トムとジェリー(2021年製作の映画)
3.3
実写とカートゥーンの組み合わせは基本的に難しいと思うんです。昔懐かし『スペース・ジャム』は意外に上手くいってたんだけど。当時のマイケル・ジョーダンは人間じゃないから、相性がよかったんだね。
とはいえ我らがクロエ・グレース・モレッツちゃんは相変わらずのキラキラとしたキュートさを見せてくれファンのわたしは十分楽しめました。マイケル・ペーニャも好きな俳優だけどホテルの中のあのポジションはなかなか…ひねりましたね〜。いろんな人種を出したいっていうポリコレ味を感じた。シェフは韓国系(扱いひどし)だし、イケメン枠はジョーダン・ボルジャーでジョーダン5の復刻版履いてるし(笑)。控えめな性格の花嫁パラヴィ・シャルダはインド系。不思議ちゃん従業員役のパッシー・フェランはスペイン系イギリス人。妙に理解ある支配人役のロブ・ディレイニーはアイリッシュ系アメリカ人と。さすが人種のサラダボウル、アメリカ・ニューヨーク。

ただニューヨークの由緒あるホテルで結婚式を挙げるセレブの二人は、今ひとつセレブ感が伝わらないのが残念。とは言っても新郎役のコリン・ジョストは大女優スカーレット・ヨハンソンと当時結婚したばかりのアメリカでは有名なコメディアンというね。サタデーナイトライブ、なかなか見ないもんね、こっちは。スカヨハは2010年にライアン・レイノルズと離婚していて、娘ちゃん付きだったわけだけど、二人の間には男の子も誕生しているらしく、とにかくおめでとうございます!

劇中、これもニューヨークらしくラップの曲がよくかかるんだけど、こういうところに手抜きがないのがすばらしい。選曲がよかった(気がする)。

でもクロエちゃんが嘘ついたり、驚いたり、困ったり、ドヤ顔するのを見てるだけで楽しいので加点😂
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