朝が来るのMaychangのレビュー・感想・評価

特別養子縁組をめぐる物語。
産みの親、育ての親。

養子の家庭の難しさを描く物語は国外問わず多いけれど、
この映画は養子組のシステムの必要性と価値に敬意を表す描き方で、感動しました。

本来お母さんたちと子どもを救う素晴らしいシステムで、
養子であることも、隠したり引け目を感じることでは一切ないと。
一部ドキュメンタリー風の演出も、より感情移入させられ目が釘付けに。
浅田美代子さんの演技も忘れられません。

結構重いですが、愛に溢れる素晴らしい作品でした。