ミステリーというよりは、ドキュメンタリーより。
すごくリアルで、生々しくて、つらい。
10ヶ月かけてお腹の中で育っていく好きな人との子、痛い思いをして、産んで、愛おしいその子にやっと会えて、でもすぐに別れ、もう自分の子ではなくなる。
どんな気持ちだろうと想像すると、つらい。
正しい形ならとても尊く、祝福されるはずの妊娠・出産も、少し違うと穢れたものを見るように見られ、扱われてしまう。
認識の甘さ、行動の甘さと言ってしまえばその通りだけど、それを教えなかったこと、守ってあげなかったことは無罪なのか。
色々と考えてしまう映画でした。