この映画で学ぶことは何なのか…
性教育の大切さ?
親の在り方?
養子縁組制度について?
考えるべきことはきっとたくさんあって
まだその一つ一つをハッキリと言語化出来ないでいますが、
私はこの映画を終始泣きながら観ました。
ずっと痛みを感じながら。
そして観終えたとき、寝ている子供を抱きしめたくなりました。
それだけでも、
この映画から受け取ったものはあったのかなと思います。
作品としては、
扱うテーマがテーマなのでずっと重たいのですが
とても引き込まれました。
俳優陣の演技力も高くとても自然で、
それが狙いだとは思うのですが本当にドキュメンタリーを観ているようでした。
夜の高層ビルの窓…
一瞬のカットでしたが、なんだかすごく既視感があり、
かつての自分が感じたことのある孤独感がすぐ横にあるような感覚に陥りました。
そういう描写が上手いです。
最後に大事なことを。
これから観る方には、エンドロールの最後まで観ることをお勧めします。