このレビューはネタバレを含みます
HuluでFilmarks高評価作品?というくくりができてきたので、永作さん好きだしと視聴。
ええと…自分の理解力が足らないのか?と不安になりました。
・映像は綺麗。海とか、山とか。映像だけで言ったら個人的には満点なくらい。
・中学生どうしでまぐわうシーンなんかも上手いこと直接的にならないように、でもそれと分かるように綺麗に表現されていた。ちょっとMVくさかったけど。
・エンドロール流れて来た時、「え?終わり?」と、独り言が思わず漏れるくらい何も解決してない感。
いや、無事産みの母と会えました、めでたしめでたし…で全部解決ではないでしょ、この話。
・警察の件、はっきりとは言ってないけど恐らく新聞屋からパクったお金で返済したよね?「職場から居なくなって」=『売り上げ盗んで逃げた』で、永作家に来たことまで足取り掴まれてるんだから捕まるのも時間の問題では。
・あのサラ金の件がなければ息子と会えた、「会いたかった」って言ってもらえた、よかったのう(号泣)…でもいいと思うけど。とても消化不良。
(でも警察から名前聞かなかったら本人だったって気づけなかったし、そのためにあの件が必要だったんだろうね…)
引き取って育てた側の視点、
産んだけど育てられなかった側の視点、
両方の視点からうまくストーリーが繋がっていって、途中までは少しずつ色んなことが見えてきてとても気持ちよかったけれど(内容が気持ちいいかは別として)、最後でがっくし来てしまった。
彼ピッピが、「ずっと一緒」とか言ってたくせにいざ妊娠発覚したら謝るだけでその後存在が丸ごと消えるのはほんと…リアルだった。