Yurari

カセットテープ・ダイアリーズのYurariのレビュー・感想・評価

3.0
イギリスの田舎町、ルートンで暮らすパキスタン移民のジャベド。伝統を大事にする父親に従ってきたが、ブルース・スプリングスティーンの曲を聴いたことで世界がひらけ、自分の可能性を試そうと奮起するストーリー。


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ジャベドが初めてブルースを聴いたときの衝撃がビシバシ伝わってきた。稲妻が光りながら歌詞が流れてくるのが、不思議な演出だなと思ったが、その後もミュージカル的な演出が続いた。


ジャベド父の考え方がとっても古くて、こりゃ子供は反発したくなるよな〜と思って観ていたが、

「あなたは親の反対をよそになぜ国を出たの?」

…というジャベド母がジャベド父に向けた言葉。あぁ、親子だな〜と思い感慨深かった。ハッキリ物申した母、カッコ良かった。このやりとりからの、ジャベドの演説はなかなかよかった。

よかったんだけど、、、あまりにもブルースの曲からの引用が多くてちょっとお腹いっぱいになってしまった。デート中に歌詞を暗唱しまくるのは、私がイライザなら引いちゃうな〜😅😅
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