気になっていた作品。
なんだけど特にボス好きとかではないからなぁ〜、子供の世代がWe Are The Worldのボス見てすげぇこの人シャウトすげぇーと、ネタにされちゃってるからなぁ〜、なんて、食わず嫌いしていた作品。
バカバカ、なんでもっと早く観なかった？
めちゃめちゃ刺さる作品であった。
1987年高校生って、ほぼ同学年。
だよねぇ、あの曲もこの曲も流行ってた。
この時代のイギリス、同性愛とかにも差別が酷かったというし、もちろん有色人種にもこんな差別はやはりあったんだろう。
同じアジア人てことで、自分もなんか観ていて非常に辛かった。
ラストの決断、彼はやはりそこはパキスタン人なんだろうな、という文化の差も感じるの部分でもありました。
あの環境であれば全部捨ててアメリカに行っちゃうことも可能だったかもしれない。
実話に基づく、というのが頷けるラストでありました。
近所のコミュニティが温かいのもすーごく良かった。この近所の方々だったからこその、彼の道に希望が見えたんじゃないだろうか。
差別する人や嫌な人合わない人、沢山居るけれど、きちんと見ている人も居る、自分が閉ざさなければきちんと話を聞いてくれる親友もいる、それって凄く良い環境ではないかな。
家庭はなかなか厳しい状況だったろうけども。
この先の人生に幸あれ！
応援したくなるラストでありました。
