今じゃ絶対撮れない映画。
大昔はこれ観て受け入れられる時代があったと思うと、色々考えてしまう事はあるけど映像表現の価値を実感した。
時代は過ぎてゆくものだから、その時にしか撮れないものを生み出す事が映像表現の一つだと思う。
梶芽衣子可愛すぎ。
クレジットから女の裸体、回転アングル、ガラスのレイプシーン、緑の照明。今の日本映画じゃ出せないねー。
アングル含め演出が素晴らしいから、リアリティからかけ離れた作品は脚本のチグハグさはあんまり気にならなかった。
(安っぽいシーンも逆に演出に見える)
日本映画が栄えていた時代の隠れた名作。
P.S.わかりやすい相関図で、女囚vs刑事とかそういう映画なかなか日本でも今後出てこないので、希少。そう考えたら2003年の北野武監督作品「座頭市」も結構凄いなーと改めて思ってきた。今日この頃。
