あかつか

女囚701号 さそりのあかつかのレビュー・感想・評価

女囚701号 さそり(1972年製作の映画)
3.0
女囚さそりシリーズはᏙシネでヒットしてたのをなぜか知っていて(見たことないけど)、「劇場版=マジメ」、「Ꮩシネ版=エロい」だと勝手に思っていたけど、その括りは間違いでした。

飛び出す乳房はのべ100はあるんじゃなかろうか。主演の梶芽衣子も特別扱いなく。とはいえ特筆すべきはエロ要素ではなくその前衛的?な演出。

ドリフみたいにセットの舞台が回ったり、怒った女囚の顔が歌舞伎メイクになったり、撃たれた人を照らす照明が赤くなったり。

ルーシー・リューみたいな扇ひろこの登場で映画もちょっと引き締まる。

舌足らずな横山リエ可愛い。

根岸明美は『どん底』の夜鷹役が大好きなのに、いつもこんな役回りだな。

三原葉子と片山由美子の扱いのひどさ。

社長岡田茂曰く「ライト線ギリギリの二塁打」。なんやそれ、立浪か(知らんけど)。際どい当たりってことか。でもそれがシリーズ化されて2年で4作も公開されて…。思い切りバックスクリーンやないか(知らんけど)。


それにつけてもあらすじ欄の日本語の下手くそさよ。何回「ナミ」使っとんねん。もっとやる気だせ。
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