TOHO六本木で行われた舞台挨拶付き上映に参加。
いやー、期待以上に相当良かった!そしてかーなり胸打たれた!
この映画に関わる人たちが皆、熱く、真摯であることが伺えるほど、個人的にどのシーンも文句無し。
裁判シーンは稀に見るクオリティの高さだったし、随所に散りばめられたプログラマーオタクの要素に興奮した🥹
購入したパンフレットを見ると、裁判シーンは檀弁護士のアドバイスが結構しっかりと活かされているようで納得!(パンフ見て)
また、遺品を撮影に使用させていただいたりもしているようで、それを知った今、またもう一度身につけているシーンを観たくなっている!
結構母国語映画だと、言葉のニュアンスも掴みやすいから、演技とかちょっとした不自然さが気になって内容に入り込めないこともあるんだけど、全くなし。
企画から裏方関係者、協力者、監督、役者まで、作ってくれてありがとうって思った😭
さて、この映画で取り上げた金子勇氏、Winnyについてなんだけど…
わたし、しっかりと技術側の人間だったのに、Winny事件をしっかり把握していなかった…(そりゃそう、だって多分小学6年生ころだもん)
いちソフトウェア開発畑で育った人間として、金子氏の能力は、自分が恥ずかしくなるほどに高い🥲
そんな彼がまだ現役で、Winny事件で不当な扱いを受けていなかったら、コロナ禍でも露呈したIT後退国日本はどうだったんだろうなぁと、つい思っちゃう。
未来の技術者のために戦ってくれたのにね。
Winnyに使われたP2Pなんて、当時世界でめちゃくちゃ使われはじめてたというのもブロックチェーン勉強して知ったんだけど、WinnyきっかけにP2P活用において日本は一歩どころか結構遅れたと言っても良さそう😡😡
ブロックチェーンの認知の低さとか、そういうところが原因よ😡
また、日本の刑事裁判の問題ってこの当時も今も同じらしく…それってやばいよね???
そういった意味でも日本の刑事裁判やマスコミ、出る杭を打つ社会、新しい技術を受け入れられない社会、いろんなことを考えさせられ、本当に満足いく作品だった。
日本の映画ってこういう実話×社会派なものって少ない(作られにくい?)けれど、映画で興味を持って深掘りするタイプだから、もっともっとこういった映画が増えてほしい!
舞台挨拶でも、パンフレットでも、映画の中でも使われた「出る杭が打たれない社会」という言葉。
そんな社会になれるように、自分も行いとか気をつけよう…!
最後にひとこと、東出くん本当金子氏だった!!!!!(上映後めちゃ金子さんの動画見た)