中田あっちゃんの解説動画みて、どうしても気になって映画館で鑑賞。
▽ラストに出てきた金子さんの記者会見フル尺
https://youtu.be/gqwpooB1jaY
余談だけど、こちら↑も生の金子さんの人柄が良すぎて泣いた...
7年かけてやっと無罪確定した記者会見で、
検察・警察の不当逮捕や捜査についてどう思うか聞かれて
「彼らも仕事ですので、真面目にやられてるんだと思う」
新技術や産業を潰されたという見解について
「誰かのせいにすればいいというわけではない。
できるだけ前向きに、いまできる最大限のよいことは何かを考えて動くべき。
今回の件も誰かのせいにする気はない」
それを受けて壇弁護士が、「彼の性格的に、あまり人を責めるのは好きじゃないみたいですね」ってフォローしてるのも信頼関係が伺えて泣ける😭
どんだけ純粋な人なんだ...
映画鑑賞の感想としては、上映中4〜5回泣いて、エンドロールも大号泣。
ボロボロだったのでぜひ1人で鑑賞するのをオススメしたい...
『新技術の利用(悪用)や後発サービスに違法性が認められた場合、あくまでも利用者・運用者のみが処罰対象である。開発者には刑事的罪を問えない』という法概念の原理原則を法治国家として遵守すべきで、それが結果としてお国の発展に寄与するんだなあと思った。
あと京都府弁護士会が開催した、winny俳優陣・リアル弁護士さんのトークイベント動画、こちらも補助教材としてめちゃくちゃ良かった。↓
https://youtu.be/lhIyFUSw7Us
俳優陣ほか、実際に事件を担当した弁護士さんも登壇されていて、MCも現役バリバリの刑事弁護メインの弁護士さん(超美人)。
「(当時の)あの裁判長は、『起訴状をみただけで判決を書いている』と言われている有名な人だった」とか、
「法廷で自作ソフトを触りだして止まらない金子さんに、壇弁護士が『はいそこ!いま触らない!』とたしなめたことが実際にあった」とか、生のエピソードが盛り沢山で超おもしろかった。
このトークイベントの最後にあった、実際の弁護団だった遠山弁護士の言葉を、自分の今後の人生でもしかと胸に刻んでおきたい、、、
「(この事件は)最初にね警察が"悪い"と決めなくても良かったはずなんです。つまりみんなで議論すれば良かったかもしれない。
でも日本はね、まず警察が動くんです。警察ファーストみたいになってるんです。
でもね、そうでない世の中の方が、僕はいいと思ってるんです。」