エレキング

Winnyのエレキングのレビュー・感想・評価

Winny(2023年製作の映画)
4.0
壇弁護士が書いた原作を先に読んだが、やはり弁護士であって小説家ではないので、あまりにもアッサリした内容だった。
おそらく、原作がスカスカのため、尺を稼ぐ目的で愛媛県警裏金事件を足したものと思われる。
岡田准一の『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』の、あまりにもテキトーな関西弁と違い、こちらはしっかりした関西弁だった。
金子勇は関西人ではない。
主役の東出昌大がスキャンダル前に所属していたのは〝ユマニテ女優〟と呼ばれる、安藤サクラ、岸井ゆきの、門脇麦、三浦透子、満島ひかりらが所属する芸能事務所ユマニテである。
ユマニテの採用基準は「演技力があること」で、東出昌大もしっかりした演技力があることを、この映画で実感した。
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