このレビューはネタバレを含みます
W座鑑賞。
薫堂さんと八太郎さんの言う通り、元々持ってた印象が全く違った。
ITに明るい人なら周知の事実なのかもしれないが、この事実を果たしてどれくらいの人が知っているんだろう。
まさに悔しさとわだかまりが残る7年間。
日本から技術者、開発者が流出していく悪い例。
スポットはwinny開発者ではなくどちらかというと国の司法制度だった。
"蔓延する"の違和感に気づくベテラン弁護士
山があるからただただ探究心のまま登った開発者
「ナイフを作った側が悪者になるのか、それを悪いことに使った側が悪なのか？」
印象深いセリフや表現が多々出て来ました。
阿曽山大噴火さんもリアルエキストラ？なのに目立つ目立つ
少し認識が変わった作品でした。
あえて最後の無罪を勝ち取るところはリアルな映像でのみ流し、本編は有罪判決で終わる。
この作り方もなかなか良かった。
吉岡さん演じる告発者はその後も無事なんだろうか…。
日本はこういう映画で勝負できるのかなぁ、やっぱりアメリカのノンフィクションには及ばないのか…
