シンプルな構造で観やすかったです。
◼️IT過渡期の犠牲者ですね。
他の開発者が被害を受けないようにって無罪になるまで裁判し続けたって聖人すぎて泣けました。
『リチャードエンジェル』のラストシーンを思い出しました。
そういえば彼も自覚無く自分に不利な行動を取ったり、コミュニケーション上手くいってなかったり発達障害っぽかったな、、、。
◼️この映画での金子さんはひょうきんな性格であまり感情的になってああだこうだするタイプではないところが可愛いです。
無駄に落ち込んだりするよりもゲーム作ってて愛おしかったです。
どの言動にも全く悪意を感じない人でした。
こういう人いるよなーと思いながら観てました。
最後の裁判のシーンまであまり金子さんの感情が表に出てこないのも良かったと思います。
◼️警察がいかにバカな組織なのか、、、。
時代の変化に法律がついて行けていないというのは常に言われていることですが、この作品でもそれが顕著に描かれています。
"なんかよくわかんないからとりま逮捕っしょ！"っていうノリなの本当バカ過ぎて。
今言われている問題点は改善できます！って言ってるんだからそれでもっと発展させりゃよかったのにとイライラしました。
Winnyのせいで警察内部の汚職の証拠が明るみになったっていうのも怒りを買ったんでしょうね。
そもそも汚職してんじゃねーって話なんですけど。
◼️金子さんが明らかASDでした。
裁判のシーンでプログラミングに熱中するシーンは"おい！www"ってなりました。
空気読めw
あとこういう人って相手に伝わりやすい言葉を選べないんですよね。
そもそもあの高齢裁判官にプログラムの説明をしろって無茶な話ですが。
ただこの特性も裁判を長引かせたんじゃないかと思うともっと上手くできなかったのかなと思いました。
多分、自分が興味ないことには一切知識がないんだろうなと思います。
もし彼が普段からTVドラマや映画を観ていたら、取調室で書類を無闇に写さなかっただろうなと。
やるせない気持ちになります。
◼️あの裁判芸人出てましたね。
◼️本人のインタビュー見ました。
"誰かのせいにするつもりはないし、私は今後も最善を尽くします"
って本当聖人すぎる。本当なんてことしてしまったんだ。
https://www.youtube.com/watch?v=gqwpooB1jaY&ab_channel=%E3%83%8B%E3%82%B3%E3%83%8B%E3%82%B3%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9
