昔はあんなにも心の拠り所だった村上作品を最近はあまり読まなくなっていた。それでもこの1時間は作品の世界に浸りきって自分も井戸の底にいるような日々過ごしたことを思い出し、映画のストーリーよりも自分の思…
>>続きを読むハルキストとはしては是非観ておかなければならない映画。こんなにも世界で読まれている作品の陰でどれだけの人が考えて苦しんで翻訳をして、村上文学を支えているのだろう。現実的なようで非現実的な世界。夢と現…
>>続きを読む翻訳という作業
作家の心の中、単語と単語の間に入って行くような、村上春樹の小説を読んでいくときに私たちが体験することと似ている
村上春樹の本を読むときの、見えてるものの深層へと降りていくような行…
カエルくんの救ったもの
先般、舞台「神の子供たちはみな踊る」を観た。
同名短編小説集の「カエルくん、東京を救う」と「蜂蜜パイ」を原作にした舞台だ。
原作は随分前に読んでいたが、改めて、僕は、「カエル…
村上春樹作品は英語から翻訳されることがほとんどでメッテさんがしているように、日本語から直接されるの珍しいとのこと。
言葉に込められた意味って何だろうと追及していくメッテさんはすごいと思いつつも、セン…
彼女が、「社会に適応できず、秘密の場所をいくつか持っていた」と語るように、村上春樹に共感する人の多くは、孤独な世界に自分なりの居場所を見つけられるという共通点があるのではないかと感じた。
「影も闇…
©︎Final Cut for Real ©サニーフィルム