このレビューはネタバレを含みます
空手というよりKARATE(バイクによる強盗や脅迫を含む殺人技術の意)のセンセイが怖い、という話。
ジェシー・アイゼンバーグは相変わらずの演技うま男(お)で、目線の動かし方などキョロキョロおどおどした感じが、『ソーシャル・ネットワーク』のようでいて確実に差異があるので臆病な男とわかる。
ホモソに馴染めず、更に自分の弱さに打ちひしがれていた男がもっと徹底したホモソかつ男尊女卑のKARATEコミュニティに巻き込まれていくさまが皮肉があって面白い。やはり『プライベート・ライアン』にしろ、ある世界観に基づいて徹底してみるとその世界観の批判になるということ。男尊女卑、最悪すぎる〜。
意外とゴアでびっくりしたが、耐えうるレベルなのでニコニコ観れます。