おもと

パヴァロッティ 太陽のテノールのおもとのレビュー・感想・評価

3.9
迫りくる暖かな声に圧倒され、あぁ歌って本当にいいなと思える。
特にローマのカラカラ劇場でのホセ・カレーラス、プラシド・ドミンゴ、ルチアーノ・パヴァロッティ、三大テノール揃い踏みでの公演が改めて感動的だった。3人がお互いに認め合い高め合っているのが見て分かり、観ているだけで歌の喜びが湧き上がる。
ただその人生を語る上で欠かせない事はわかるものの、女性関係はもう少し比重が軽くても良かった。擁護のしようがない不誠実な態度に落胆してしまう。
そこも重要だけど、やっぱりもっと歌が聴きたいよ〜!
仕方ないからその思いはサウンド・トラックで補強する。サウンドトラックにはCD初収録のU2ボノとの共演時音源も収録。曲は「アヴェ・マリア」。
イタリアのポップス歌手ズッケロとの「ミゼレーレ」と共にパヴァロッティ&フレンズとの曲が2曲初収録。
欲を言えば映画で大きく取りあげた「ミス・サラエボ」も入れてほしかった。

初めてAtmosで視聴。勿論良かったけど多分これアクションとかの方が向いてるな…。
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