kyoko

宝島のkyokoのレビュー・感想・評価

宝島(2018年製作の映画)
4.5
念願叶いまして。jaihoさんありがとうございます。

巧み過ぎる編集はあざといといえなくもないけど、まんまと多幸感に包まれたから良し。
自然と人工がないまぜになった島に、人生が交錯する。
夏休みをどうにかしたい少年たちにも、夏に浮かれた男女にも、白鳥呼べるおじさんにも、祖国を追われた人にも逃げ出した人にも、かくれんぼがへたくそな兄弟(このふたりがたまらなく可愛い)にも、いまもそこが宝島であるといいな。

おじさんたちの「夏が終わった」の会話で終わるかと思いきや、兄弟が見つけた宝物のきらめきが待っていた。普通に泣いてしまったわ。
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