このレビューはネタバレを含みます
未成年は親同伴じゃないとレジャー施設に入れないのに、おデブのガキ大将が駄々こねて子供たちだけで入場しようとして、結局入れなくて裏道みつけて川から忍び込むの愛おしすぎる。しかもすぐ警備員にバレて退場に…
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バカンスの中で溢れ出る幸せの部分と 鋭い社会風刺が垣間見えていて 例えばそれが生きることとか死ぬこととか そういうものが凝縮されていて 考えさせられる
人間だけでなく動物もそれは同じで 光があって…
多種多様な過去や背景を持つ人々が集い、ひとつの楽しい時間を共有できる”レジャー・アイランド”という空間がとても尊くかけがえのないものに感じられた一方で、わずか数ユーロの入場料すら払えず不法侵入を試み…
>>続きを読む休暇文化がない身からするとバカンスって一律優雅なイメージを持ってしまうけれど、結局のところ人と人、生活の一部なんだなぁと思った。
バカやってるところも、自分のことを語ってるところも、自宅から離れたと…
ドキュメンタリーなんだけど…
あらゆる対立(生と死、ジェンダー、世代、立場…)をあの夏の1日に凝縮させている。
映像としても、とてもドキュメンタリーには見えない映画的な(ギヨームブラック感がある…
202393
ギヨーム・ブラックの映画にでてくる人は彼も彼女もあの子もみんな、生まれながらにして友達な気がしてくる。終わりを告げるヴァカンス、新鮮な空気を新鮮なまま封じ込めた90分は、またしても心…
休暇(バカンス)を美しくするために、必要なものは何だろう。
色々と思いつくけれど、一番はきっと「いつか終わること」ではないだろうか。
時がもたらす平等な有限性が、見慣れてしまえば何てことはない風景…