この20年以上中々入手し難く、噂に聞くエグい本作がようやく海外でBlu-ray化!!と期待に胸躍らせながら試聴したものの....
"ひょっこり発掘されたスナッフフィルム"というテーマだからか、ゴアシーンや陵辱・拷問などよりも、犯人がウェーイ!!してるシーンが多いのは、つまらないけれど必然かなと自分を納得させるも、しきれず。
というよりも、圧倒的な賞味期限切れ。
画質が悪いのはあえてなのだろうけれど、それだけでアングラ感を演出できる時代は過ぎてしまったし、それこそ残虐にリアルを求めるならば、メキシコとかイスラム国とかが出してる本物で綺麗なショート動画ってのがゴロゴロしてる時代だから、大事なところは見せず、犯人像はダダ漏れというのは真逆だなあと。
あと、この作品が文字通りアンダーグラウンドに潜んでた間に、ルシファー・ヴァレンタインだったり、インディーでやりすぎな監督や作品が出てくる時代になっちゃってたから、その辺を経てから見ると圧倒的パワー不足かなと。
20年前の当時に見たなら、"やべぇもの見た!"となるのかもだけど、その後のトーチャーポルノ界隈とかの作品の方が描写的にも精神的にも痛い。